最近、家ではモカエキスプレス。
最近、家ではモカエキスプレスです。
正式にはイタリアのビアレッティ・インダストリーズ社の商標がモカエキスプレス。(写真のもの。)
沸騰した水の蒸気圧を利用した直火式エスプレッソマシンです。
一般的にはモカポットやエスプレッソポットと言い、イタリヤ語ではマッキネッタ(小さな機械)と呼ばれています。
イタリヤ語って発音しにくいです。
だから、日本ではマキネッタです。
言ってみれば、簡単にエスプレッソコーヒーが淹れることが出来るというものです。
ただ、エスプレッソメーカーが9気圧に対し、こちらは2気圧。
濃厚さでは、エスプレッソメーカーには負けますが、家庭でお気楽に「エスプレッソに近い?濃厚なコーヒー」を楽しめます。
なんといっても安いです。
また、エスプレッソメーカーで淹れたものがエスプレッソコーヒーというのに対し、モカエキスプレスで淹れたものは「モカ」と呼ばれます。
こうなると少しややこしいです。
産地の「モカ」と淹れ方の「モカ」。
会話の流れで判断しましょう。
ビアレッティには色々な種類がありますが、モカエキスプレスもその一種。
他にはモカインダクションやブリッカがあります。
自分で書いていて、ややこしくなってきた。
モカエキスプレスの大きさは1杯用から18杯用があります。
注意しないといけないのは、18杯用で6杯は入れることが出来ません。
大は小を兼ねません。
その量専用です。
ですから、イタリヤの家庭では、複数個のモカエキスプレス、マッキネッタがあります。
融通か効かないですよ。
水の量を変えたり、粉の量を変えても上手く出来ないと思います。
その分、セットするときには迷いがないです。
粉はこれだけ、水はこれだけ、と決まってますから。
豆は深煎りの細挽きがいいと思います。
抽出も簡単ですので、手軽に濃厚なコーヒーを飲みたいときにはおすすめです。