鮮度にこだわり、受注後焙煎

厳選したコーヒー豆だけを、鮮度にこだわり受注後に焙煎

Telu’s coffee roastery

実際に行って、確かめたわけではございません。
インドネシア(スマトラ島)の中でのスターバックスの存在感について、よく話を聞くので、調べたり、聞いたりしたことを整理してみます。
コーヒー豆の価格は、アラビカ種、ロブスタ種共に相場が高値で止まってしまっているのと、円安の影響で、全体対的に高くなってしまっています。
ですから、さほど気にはしていなかったのですが、どうもマンデリンに関しては他とは少し違う実情が聞こえてきました。
スターバックスは現地の生産者との関係作りから強化しているとのこと。
資金を投じて、生産者社会に入り込んでいます。
目的は「生産量を上げる」こと。
具体的には、栽培方法の指導、良い品種の苗の配布、シェードツリーの配布、肥料の配布などをしています。
そして、出来上がった生豆を高値で買い取ります。
生産者にしてみれば、収穫量は上がる、品質は良くなる、高値で買い取ってもらえるとなれば、良いことばかりです。
日本の商社筋は、はっきり言って買い負けている模様。
円安も重なり、輸入数が減り、高くなります。
これをインドネシアだけでなくほかの国でもやられないとも限りません。
今後は、ますます「取り組み」という関係を構築していく必要があるのだなと思いますし、プロフェッショナルな知識も必要になりそうです。
また、行き過ぎた円安も、あまり良くないと思っています。
カロリーベース、生産額ベースの両方の総合食品自給率の低い我が国では、食品安全保障の観点からも、過度の円安は良くないと思います。
(円高に行き過ぎても問題ありです。要はバランスです。)
「買い負ける」というワードについては、以前から気になっていましたが、とうとうコーヒー豆の世界でも現れてしまいました。
日本の弱さを最近は特に感じます。