イリガチャフとシダモ
言わずと知れたエチオピアのコーヒー豆で、「モカ」と言われています。
(イエメン産のコーヒー豆もモカと呼ばれています。)
イリガチャフ、シダモのそれぞれにグレードがあり、精製方法の違いもあります。
最近はゲイシャなるものも出てきていますが、コーヒー豆の原産地であることは間違いありません。
それぞれのG-2ウォッシュトで比較してみます。
生豆の見た目は、ほぼわかりません。
どちらも小粒です。
欠点もロットによってブレがありますので、どちらが良いとは言えません。
中深煎りの味で比べてみますと、酸味、香り、甘味がやや強いのがイリガチャフか???
それほど似ています。
では、なぜ名前が違うのか?
違う名前で流通しているのか?
エチオピアのコーヒー豆は、エチオピア>シダモ>イリガチャフという構図になっています。
つまり、イリガチャフはシダモの中にあります。
意外と知らない、知られていない事実です。
ということは、シダモの中の選りすぐりということになるのでしょうか?
イリガチャフの方が、やや標高が高く、価格も高いです。
似ているのは、当たり前と言えば当たり前の理由があります。